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自転車でオーストラリア一周!…出発前の準備でするべきことは?

taka

みなさんこんにちは。夢は生涯自転車の旅人、Takaです。
今まで、北米、南米、ヨーロッパ、オセアニアを自転車で走りました。
この記事は4,5分で読めます。
自転車で世界を旅した経験を活かして、皆様のお役に立てればと思います。

ようこそ!!自転車でオーストラリアを旅しようとしているあなた!!
僕は、あなたが挑戦しようとしている自転車で世界を旅するということを全力で応援します!!

スタート地点はケアンズ、ゴール地点はブリスベンです。

ワーキングホリデービザを使っての滞在でしたので、残りの4カ月ちょっとは、ボランティアや労働のための時間に費やしました!

この記事では、

今年こそは!来年こそはオーストラリア一周!自転車旅に行くぞ!と闘志をみなぎっている方に、旅立つ前の準備、何をすればいいかをお伝えしていきたいと思います。
ぜひ最後まで、ご覧いただければと思います!
では、行きましょう!

ワーホリ取得

ワーホリって?という方も少なくいるのではないかと思いますので、最初から説明いたします。
「ワーキングホリデービザ」略してワーホリです。
今では、結構認知されてきて、大学生のうちから使って海外に語学の勉強をしに行く人も少なくない時代になりましたね。

このワーキングホリデービザを使って入国した際は、ワーホリ協定国であれば最長1年の滞在が可能です。(2024年現在)
一般的に海外に行くときは、パスポート(国際身分証明書)とビザ(滞在許可証)が必要になります。
世界から見ても日本のパスポートは強力で比較的多くの国をパスポートのみで入国できます。
その際、その国は「観光ビザ」を発行します。観光ビザというのはその名の通り「観光」がメインのビザです。
ウルルに行ったり、シドニーに行ったり海外観光を楽しむビザです。そのため、学校には行けないですし、労働もできません。そして期間がその国ごとによって日数は異なりますが、オーストラリアは3カ月です。

しかし、このワーキングホリデービザは「観光」、「学校」、「労働」ができるビザでありながら、1年も滞在できる無敵のビザなのです!!!!!!!!
自転車旅をする上でこれを取得しない手はないです!!
ただ、残念ながら年齢制限というものがありまして、31歳の誕生日を迎える前に申請をしなければなりません。そして、ビザが発行されてから1年以内に入国しないといけないので注意が必要です。

ではなぜ、ワーホリを取得した方がいいのかというと、オーストラリアの国が大きすぎるからです。
まずはコチラの画像をご覧ください

本当に大きいんです。日本もすっぽり埋まってます。
地図からだと、その見た目の大きさに気づきにくいのですが、実際に現地に行って漕いでみると、あなたは驚愕します。街から街までの距離が果てしなく感じることでしょう。

僕はオーストラリアには資金集め(出稼ぎ)、おまけで自転車で一周という気持ちでワーホリで入国しました。「オーストラリア一周なんて3~4カ月で十分だろ」って高を括っていましたが、出発して2日後にその無知な考えは消え去りました。「死ぬ気で漕がないと、一周なんてできない!」そこからプランを練り直して、自転車で一周することを軸においてオーストラリア一周を成し遂げました。(まぁ…一周とは言い難い蛇のようなルートになってしまいましたがw)

縦断、横断でしたら観光ビザの3ヶ月で大丈夫です。問題ありません。
しかし、一周ともなると話は変わってきます。
必ずワーホリを取得しましょう。

ワーホリは取得するのに時間とお金が掛かります。
金額が500$(2022年に取得した記憶…)、期間は申請してから1~2週間くらい。
他のワーホリ国と比べると、めちゃくちゃ早かった印象がありました。金額はちょっと高いですよねー…
でも安心してください!向こうで働けばいいので全く問題ありません。オーストラリア賃金は高いですし、500$なんてあっという間に溜まります。働き方等、詳しくは知りたい方はコチラの記事をご覧ください。

住民票を抜く

これは、オーストラリアに限った話ではないのですが、海外に長期期間旅に出る時は必ず住民票を抜く必要があります。
なぜかというと、自転車で海外を旅をしているにも関わらず住民税が発生しっぱなしになるからです。
ほとんどの皆さんは、お金を長期間に渡って貯めた軍資金を夢見た海外自転車旅にフルベットするかと思います。
正直言って山ほどお金がある人は少ないと思います。僕はかつかつ過ぎて、僕の口座は完全に荒野と化していますが(笑)

そんな中、大変貴重な軍資金が毎月訳の分からない住民税に持っていかれるのは悲しすぎます。
なので、必ず住民票を抜いてから海外に、オーストラリアに旅しに行きましょう!
その時の注意点が一つあるのですが、「地元の市区町村の住民税の仕組みを理解する。」ということです。
(おそらく、東京…もしくは日本?一緒の可能性もありますが、もしかしたら市区町村によって規則が違う可能性もありますので、念のためご自身の役所、ホームページでのご確認をお願い致します。)

どういうことかと言いますと、僕が生まれ育った東京都練馬区を例に挙げてお話しします。
練馬区では年度末12月までに住民票を抜くと来年度の住民税が発生されなくなります。(1月もしくは2月に昨年度の9月~12月分の住民税は払う必要があります。)
しかし仮に、1月を跨ぐ、または1月以降の出発になってしまった時、来年度12ヶ月分の住民税を払う必要があります。たった1~2週間、もしくは三箇日を家族、友達と過ごした後に住民票を抜いて出発したとしても、12ヶ月分の住民税を払う必要があります。
なんか腑に落ちないですし、納得いかないですよねー。

逆に言えば、12月まで働いて、12月ギリギリで住民票を抜いて年内に出発してしまえば、一年間働いた分はしっかり軍資金として持っていくことができ、来年分の住民税は払わなくて済む!という裏技も可能なのです。

ですので、ご自身の市区町村をしっかりと確認して、「いつ住民票を抜けば最小限の出費で抑えられるのか?」「合法な抜け道はあるのか?」を見つつ、せっかく貯めた軍資金を無駄遣いをしないように試行錯誤を努めましょう!

英語力

これもオーストラリアに限った話ではないのですが…
皆さんもお分かりの通り、オーストラリアは英語圏の国です。なので英語を喋れるようになりましょう!
って言ってどれだけの方が英語を堪能に話せるんだ?って話ですよね~。(笑)
極論!英語を話せなくても十分に旅は楽しめます!オーストラリア一周なら問題なく走破できるはずです!

しかし、僕は英語をある程度勉強、喋れるようになることをおススメします。
その理由は、「英語を話せた方が旅は2倍面白いから」です。
特にオーストラリアでは、現地の方が興味を示して下さり、優しく気さくに声を掛けてくださります。差し入れなんかもいっぱい頂きます。
そして、過去にたくさんの日本人自転車旅人様がオーストラリアを旅をされたので、多くのオーストラリアの方は「あっ!頭おかしい日本人がまだいるぞ!(良い意味で)」という具合に接してきてくださいます。
大変ありがたいことです。
その方達に対して「I can’t speak English」というような冷たい対応を取ってはいけません。ネイティブ並みに喋れる必要はありませんが、どこ出身、どこから走ってきたのか、どこに向かっているのかなどの質問には答えれる英語スキルを身に着けておくと、旅先で出会った人たちと一緒にキャンプを楽しんだり、トレッキングに行ったり、宴会したり、もっともっと楽しい思い出が間違いなく待っています!!


自転車旅の醍醐味は、「自由気ままに人生を謳歌する」ことにあると思っていまして、「他の国の歴史、文化に触れて景色を楽しみながら旅をする」ではないでしょうか?
ならば、現地の人たちとのコミュニケーションも大事なはずです!!

僕は北米、中米、南米、ヨーロッパ、オセアニアを旅してきましたが、一番楽しくなかったのは「ヨーロッパ」です。
フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語…(どれだけの言語を習得しないといけないんだぁぁぁ!!)
別に喋る必要はありませんし、語学を学ぶ必要もないですけど、現地の人々とコミュニケーションを取りたい僕は、全く面白くなかったです!!なぜなら、向こうの方々は英語を話さない、話してくれないのです。
(英語とスペイン語を話せますので、アメリカ大陸は最高でした!!…もうスペイン語はほぼ忘れてしまいましたが…またいつか勉強しないと、、、)

それに比べて、オーストラリアは一言語!!英語です!
「中学レベルの会話しかわからない…」なんて思っていませんか??それで十分です!!
大学レベルの英語力を身に着けてから出発しましょうとは言っていません!
本当に基礎の基礎の基礎の基礎の基礎の英語だけでいいので復習してから旅立ちましょう!
どっちみちあなたは、オーストラリアに行ったら「英語を話すしかない」ので、英語力がみるみるうちに上達します!!なのでここは思い切って「英語の学習だっ!」なんて振り切って、現地の人たちとコミュニケーションを取りましょう!!
大丈夫です!オーストラリアの方はめちゃくちゃ優しいです!!
拙い英語でも何とか理解しようと耳と心を傾けてくれる、それがオーストラリア人です!

お金を用意する

軍資金はある程度はあった方がいいと思います。
もし、あなたがワーホリを取得して、働く気満々ならざっくり100万円あれば大丈夫だと思います。
働かないで、自転車旅に全力打ち込む人は余裕持って200万あるといいと思います。

オーストラリアは非常に物価が高いです。あっという間に!みるみるうちにお金が減っていきます!
キャンプ場の平均が20$~25$。
レストランでの1回の食事あたり25$~30$。
本当に高いです。

僕は頑張って節約して、なるべく無駄なお金は使わず旅をしました。
僕の1か月の平均出費が500$~600$。
たまに、観光費等にお金を使う時があるので上振れることはあります。
上振れを見積もって×12カ月でだいたい80万~90万くらい使ったと思います。
キャンプ場をもっと利用する方、買い食い、旅行費等にもっとお金をかける方はざっくり120万くらいでしょうか?
働かず旅全振りする方は、帰りの飛行機を考えて、200万あれば余裕がありそうですね。

前述した通り僕は全然お金を持っていませんし、全く持っていませんでした。僕がオーストラリアに入国した段階で所持金は20万だけでした。
少し話がズレますが、ワーホリを取得するに当たって、「銀行口座に50万円以上入っていること」の証明書を発行する必要がありますが、もちろん持っていなかった僕は姉に「お金を一時的に貸してくれと」お願いしました。「一時的に」を理解してください(笑)これ以上は書けません(笑)オーストラリア政府がこのブログを見ていないことを祈ります(笑)

なので有料のキャンプ場はほとんど使わず、無料のレストエリア、野宿スポットを見つけて、キャンプする。旅を続ける。
レストランでの食事もほぼ無し。毎日自炊。
しかしながら、どんどんお金が減っていったので、入国して1か月後には働いていました。

ですので、ワーホリ取得をして、稼ぎながら、働きながら旅をするというのがぴったりの国なのです。

クレジットカード会社に渡航することを伝える

ほとんどの皆さんが、日本で作成した日本のクレジットカードを使用していると思います。
そして、現金を使う時にATMに行ってお金を下して、現地のお金を使用して買い物を楽しむと思います。

その時にあなたがクレジットカード会社に「私はオーストラリアに行きます」と伝えていないと、あなたのクレジットカード会社は「誰かがお金を盗もうとしている」と考え、安全対策の考慮でクレジットカードを機能停止にします。

実際に僕が出遭った被害は、ATMにてお金を下そうとカードを差し込んだら「取り扱いできません」と表示されて、クレジットカードが返却されませんでした。
不幸中な不幸で、その時が12月28日とかでクリスマスから、年末年始に向けての長期休暇で銀行が閉まっていて、1月5日まで開かないという事態かつ、手元に20$しかないという悪夢を経験しました。

事前にクレジットカード会社にオーストラリアに行くことを伝えていれば問題なくお金を下すことができたでしょうですし、トラブルなく旅を楽しめたはず…

なので、皆さんには是非とも気を付けて頂きたい事柄です。
(こちらがその時の動画になります。)

まとめ

いかがでしょうか?
必要最低限のことだけをピックアップしました。細かいことを上げるときりがないですし、そんなに気負う必要はありません。
旅の第一の目的は「楽しむ」ということです。
せっかく、海外挑戦だ!と意気込んでも、準備や資金で夢半ば諦めて欲しくないのです。

オーストラリアは治安の良い国ですし、オーストラリアの方はすごく親切です。
期待に胸を膨らませ、準備していきましょう!
あなたのオーストラリアの旅がより良いものになることを楽しみにしています。

では、次回の記事でお会いしましょう!

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