風が強い
ナラボーは非常に風が強いことでも有名です。
なぜ風が強いのかと申しますと、「超強力な偏西風」です。みなさんはこの言葉を知っていますでしょうか?
- Roaring Forties (ほえる40度)
- Furious Fifties (狂暴な50度)
Screaming Sixties (号泣する60度)
南半球には北半球に比べると島が少なくて、南極に近づけば近づくほど風が吹き荒れるという意味です。
詳しくは「オーストラリア一周記事の、時計回り?反時計回り?」で語っていますので、ご覧になってください。
風がめちゃくちゃ強いので、ぜひ進路をしっかりと考えてほしいのと、走行中に気を付けてもらいたいです。
その理由が、風に煽られて盛大に転びました。
この時は風速が10~13km/h程で追い風であって、快適に漕げていました。
むしろ興奮状態でした。平均時速が30~35km/hで漕げていたので爆速走行していました。
その時にたまたま道が斜めに逸れた所で、風向きが変わり、横風になった時に突如突風が来て、路肩に追いやられて横転しました。
そして、上述したように路肩など無いですから。
地面はこんな感じです。
ただの砂利道です。
ただの砂利道に、速度33km/hの大量の荷物を抱えた自転車が突っ込んだら、、、もう未来は見えています。
頑張って、ゆっくりブレーキを掛けつつ体制を整えようとしつつ、一旦道路に戻ろうと試みるも、…後ろからトラックの音が聞こえて、「あっ…もうダメだ…」と。
「死」と「転倒」を天秤にかけた時の答えは簡単です。
まぁ軽傷で済んで良かったなぁ~と思っています。
観光スポット
もちろんオーストラリアの有名な観光名所の一つでもありますので、綺麗な所も十分にあります。
絶景スポット
ここの付近にあります!!
ここは友人が教えてくれたスポットでありまして、グーグルマップに載っていません。
駐車場しか表示されませんので、ここ付近に2㎞圏内にあります。(maps.meでは133k Pegと表記有り )
このブログにたどり着いた人が、知れるマル秘観光スポットです!!
看板、標識
おもしろ系
ロードハウス
ナラボーのロードハウス。
こちらは観光名所になっているはずです。
僕が思うにナラボーは…観光、旅というより、「移動」に近いです。
僕ら自転車の旅人には、美しい自然や景色をすでにたくさん見てきているはずなので、僕らが求めている絶景は残念ながら少ないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ナラボーは過酷な道路の位置づけにいるのが、わかってもらえたのではないかと思います。
交通量、道路幅(路肩)、ハエ。
障害物が最も多い道路なのでは?なんて思ったりもしています。
「渡るざる負えない人」もいると思いますし、「チャレンジ精神を求めて」ナラボーを走りに来る方もいると思います。
そんな方々の少しでも為になればと思い、記事を書きました。
くれぐれも気を付けて旅をして、生き抜いて走破をしてください。
僕が旅していた、2023年にナラボーで自転車の旅人が亡くなったという情報を1件だけ耳にしました。
渡ることができる人もいれば、渡ることができない人もいます。
少しでも、あなたの生存確率を上げるためにも、
- 蛍光色のベストの準備
- フライネットの購入
- 水、食料の調達
- ヘルメットは必ず着用。
は必須です。お願い致します。
「勇敢」の称号を手にして武勇伝を語るのは、生きて帰った後です。
生きて帰ってこれなければ、ただの「愚か者」の称号しか残りません。
あなたの旅の成功を心の底から応援しています。
頑張ってください。
また次の記事でお会いしましょう。
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