カーニャ
みなさんこんにちは。夢は自転車で世界一周、旅人のTakaです。
今まで、北米、南米、ヨーロッパを自転車で走りました。
この記事は4,5分で読めます。
自転車で世界を旅した経験を活かして、皆様のお役に立てればと思います。
自転車で世界一周って憧れますよね!自分の目で見る世界は、テレビから見る世界とは全く別の世界ですし、驚きやワクワクで溢れています!
しかし、「世界一周するのになにが必要なの?」「なにを持っていけばいいの?」など、不安なことがいっぱいあると思います。
そんな声を代表して、私ができる限り皆様のお力になれればと思ってこの記事を書きました。この記事から必需品から、そこまで必要なものではないもの(笑)までお伝えしようと思いますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければと思います。
この記事では3つに焦点を当てて、お話しさせていただきます。
- 必ず持っておくべきもの!
- 持っておくと便利、旅をさらに楽しくするもの。
- ま~あったら便利?必要ですか?(笑)
では行きましょう!
必ず持っておくべきもの!
お金◎
まずはなんと言ってもお金ですね。
お金がないと生活できませんから…
それが、我々この地球、この時代に生まれた使命です…
現金を持ち歩くのは危険なので、ATMで下せるVISA、MasterCardを持っておくことは大事だと思います。
そして、2枚常備しておきましょう!!…なんで?!と思った方はこちらの記事をご覧下さい。
https://bicycle-traveler.com/australia-day11/
ざっくりどれくらい必要かといいますと…500〜600万あれば大丈夫だと思います!
安いと思いましたか?高いと思いましたか?
他の旅の仕方と比べても、自転車で旅をするスタイルはダントツに安いはずです!
ガソリン代はかかりませんし、バスで移動なんてことも滅多にないと思いますし、船や飛行機、寝台列車でワイングラスを片手に優雅なひとときを楽しむ人もないでしょう!そんな人はこの記事を見ないと思いますし(笑)。
しかし、間違いなくその人のお金お使い方、使い道、通る国にもよります!
私は、まだ世界一周は達成できていませんが、北米、南米、ヨーロッパを走りまして、200万円程かかりました。
主にお金がかかるものは…
- 食費(食材費、外食費、等々)
- 宿泊費(キャンプ場、自転車宿、格安ホテル、等々)
- 自転車修理費(パーツ補充、修理費、等々)
- 観光費(入場料、入館料、等々)
- 移動費(飛行機、船、バス、等々)
になります。上から順にざっくり話していきますね。
食費
自転車で旅をされたことがある人はわかると思いますが、サイクリストは信じられないほど食べます!!!信じられないほど体力を消耗します!!
世界一過酷なレースと言われている、自転車競技「ツールドフランス」では1日に6,000カロリー消費するそうです。
それと同じくらい消費カロリーがえぐいので、とにかく食費がかかってきます。
私が出会った世界の自転車旅人からは、「全てのお金は食に使え!」という風に教わりました。ただ、それが世界の旅人たちの共通認識でもあるくらいです。
なので、私の場合…食費は全体の6〜7割を占めていると思います。
生きるためには食べなければいけません。
前に進むには漕がなくてはいけません。漕ぐためには食べて体力をつけなくてはいけません。すなわち食べるということは生きることです。
宿泊費
私は、宿泊費はほとんどかかっていません。ホテルなどで宿泊した回数は数えても両手で収まります。それほどに宿泊費は高いので、できる限り使わずに旅を続けてきました。
宿泊費に関しては、全体の0,2〜3割程ではないでしょうか。
どうやって宿泊費を節約できたかは…
- warmshower(https://bicycle-traveler.com/how-do-use-warmshowers/)
- couchsurfing(https://bicycle-traveler.com/how-to-use-couchsurfing/)
- Ioverlander(https://bicycle-traveler.com/how-to-use-ioverlander/)
を利用するといいと思います!こちらは別の記事で紹介していますので、そちらを参考にして頂ければと思います。
あとは…「物価が高い国は野宿、物価が安いは宿。」をするといいと思います!
自転車修理費
自転車は消耗品なので、毎日乗って、漕いでいますので壊れてくる箇所もあります。パンクもします。日本と違って道路は汚れていますので、パンクする数も多いです。筆者は30〜40回パンクしました(笑)技術不足も相まってる気もします。
パンクや修理が発生する度に、自転車屋さんに行ってたんじゃお金がいくらあっても足りません!むしろ、なんのために旅しているのかがわからなくなります。
世界を旅するのが目的であって、世界の自転車屋さんに訪れることが目的ではないので。
しかし、世界の自転車屋さんに訪れるのは良いことだと思います!皆さん優しかったですし、時には無料で直していただいたことも何回もありましたから。
しかし、自転車旅人の中には、自転車の修理ができないまま旅をしている方や、目指している方がいると思います。大丈夫です!!
私はパンク修理もできないまま旅を始めました。なるようになるので絶対大丈夫です!!
パンクした時に「来やがったな!」と闘志を燃やして修理に挑んでください!
ちなみに私は…初日にパンクして、2時間程かけて直すもブレーキがおかしくなり、3時間後にようやく乗れたかと思ったら、パンク修理が直っておらず、チューブ交換しました。www 大丈夫です!絶対なんとかなりますから!(笑)
しかし、必要最低限の自転車修理のスキルはあるといいかもしれませんね!
- パンク修理
- シフト、ブレーキ調整、交換
- スポーク修理
があるといいかもしれません。
自転車の修理費は全体の0,7〜8割だと思います。
観光費
観光するにあたって、世界遺産とかに入場料がかかったり、国立公園に入るにも費用はかかる所もありますし、国境を越えるのにお金かかることも少なくないです。
観たいものや、行きたい場所は人それぞれ価値観が違うので、自分でお金払ってでも行きたいと思う所には精一杯贅沢しましょう!!だってこんな旅、何回も出来ますか?
こちらも控えめではありました。全体の0,7〜8割程度でしょうか?
移動費
こちらは自転車以外の移動手段に使用するお金になります。
日本はご存知の通り島国なので出国にお金は使いますし、帰国にも船や飛行機は必須です。
さらに旅している時はトラブルが発生しますので、他の交通機関を使用する時はあると思います。
筆者はメキシコ走行中に「地元の人にバスで移動しなさい」と言われ「なんで?」と答えたら、「ここから先で銃撃戦が行われてる」と… まぢかよw…と。そんなこともありました。
ペルー走行中、路肩の凹みにタイヤが引っかかり転倒し、自転車を起こすとホイールがぐにゃぐにゃに変形して走行もできない程に。一時はそれで走るも、500キロ程漕がないと自転車屋さんがないとのことで、仕方なくバスで移動しました。
そして、大陸から大陸に移動する時には、飛行機を使わなければならない時があるので多額のお金がのしかかります。
こちらは全体の2割程を占めていると思います。
自転車修理道具◎
自転車は足であり、相棒であります。
自転車がないとこの旅はできませんから、メンテナンス、壊れた時の修理は自身でやる必要があります。
しかし、自転車の修理道具は多いですし、重たいですし、かさばります。なので、できる限り必要最低限の物しか持たないようにします。
特に多い修理は…
- パンク
- ブレーキ調整、交換
- スポーク折れ
- ネジの緩み
になるかと思います。
そこで必要になってくる工具は…
- パンク修理キッド
- ラジオペンチ、六角レンチ
- タイヤレバー、スプロケットリムーバー、ニップル回し
- ドライバー
他にもスパナ、ニッパー、レンチ等必要なものはあります。が、それは自身の自転車によって付けてるパーツで工具が違ってきますので、ご自身で把握して、必要な物を持っていきましょう。
携帯電話(SIMフリー)◎
携帯電話はもちろん大事ですね!
- インターネット通信
- 家族や友達との連絡
- カメラ
間違いなく必須アイテムです。おそらく世界中どこでもインターネットはあるはずですし、その国でインターネットを使うことができるはずです!
しかし!…日本という国は特殊なので契約した携帯電話を海外で使用することができないことがあります。皆様も知っての通り、「大手キャリアを使うと大手キャリアしか使えません!!」という制限があります。
現在は結構普及されて、浸透してきました。SIMフリー携帯を必ず持ってください!
私が旅して来た中南米、南米ではコンビニのようなストアにsimカードが売っています。それを差し込んで、その国のインターネットを利用します。
価格は500円とかで5GB使えたりします。(その国によって値段やパケットが違います)
安いですよね(笑)
そこで日本しか使用することのできない「制限付きの大手キャリア携帯電話」を持ち歩くとsimカードを差し込んでも認識されませんので気をつけて携帯電話を選びましょう。
キャンプ用品◎
これは我々の生活そのもの、ですのでまさに必須アイテムでしょう。
宿泊、外食するとお金がどうしてもかかってきますので、安全で長く旅するために「できる限り安く!」出費を減らさなくてはいけません。
- テント
- マット
- 寝袋
- キッチン用品
これは間違いなく必要な物です。
なにを基準に選べば良いかは…一年を通して使用できるものが1番良いと思います。
気持ち◎
私は、これを持ち合わせないと旅をすることはできないと思っています。
なぜなら、旅をする時は1人です。パートナーや友達と旅する人は別だと思いますが、大概1人で旅することになると思います。
そして、幾つもの試練や、壁が襲いかかって来ます!例えば…
- パンク、自転車に不具合。
- 4000m上がった後に、3000m下がって、また3000m上る。
- 人種差別を受ける。
- 天候や自然災害による旅の不安定。
- 人々の争い、内紛、戦争。
- 友達、家族、周りの人たちからの罵声、冷たい目線。
色々あります。
それでも「自分はやってやるんだ!」「絶対に世界中を自転車で旅してみせる!」という強い意志を持つ必要があります。
旅人をする時は1人です。楽しい時も、悲しい時も、辛い時も、1人で乗り切らなければなりません。覚悟と強い意志を持って臨んでください。
そして忘れないでください。「決してあなたは独りではないということを」誰かに応援されているということを。あなたなら絶対にできます!
私はあなたを応援しています!なにか困ったことがあったら連絡してください!
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