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自転車で世界一周するなら、どんな自転車がいいの?

貴洋
貴洋

みなさんこんにちは。夢は自転車で世界一周、旅人の貴洋です。

今まで、北米、南米、ヨーロッパを自転車で走りました。

この記事は4,5分で読めます。

自転車で世界を旅した経験を活かして、皆様のお役に立てればと思います。

自転車で世界を旅するって憧れますよね!!!!

夢ありますし!!普通じゃできないことですから!!!

ただ、「そんな世界一周するような人達の自転車ってどんなの?!」って考えたことはありませんか?そんな声を、代表して私がどんな自転車がおすすめなのかをご紹介させて頂きます!

この記事から、

  • フレームの素材は?
  • どのキャリアが1番良いの?
  • どこにこだわった方がいいのか

皆様が考える疑問や、目から鱗な情報までお伝えできればと思います。

では、行きましょう!

フレームの素材は?やっぱりクロモリがいいの?

最初に考える疑問は、「どのフレームがいいのかな?」ってことですかね?一番多い質問だと思いますし、チャリダーや、旅を志す人が頭を悩ますことだと思います。

  • クロモリ
  • アルミ

私の経験上は「アルミも、クロモリもどっちもいい!

と思います!カーボンじゃなければいいと思います!カーボンは壊れたら一貫の終わりですし、耐重量がないような気がします…そもそも、カーボンフレームにキャリアを取り付ける用のダボなんてあるのかな?って思っちゃいますね!笑

なぜアルミでもいいのか?

なぜなら私が旅した時は、「中古の中古のアルミフレームのマウンテンバイク」だったからです!

カーニャ第一号

こちらが北米、南米、ヨーロッパ、少しアジアを旅した時の自転車になります。

どんな、自転車かというと…本当にごくごく普通のマウンテンバイクです(笑)。定価で5万円くらいの自転車だと思います。日本に出回ってないシリーズなので比較ができません。

私が留学していたカナダで格安で譲ってもらいました!フェイスブックで「自転車探してる!」って投稿したら自転車、キャリア、テント、修理器具、タープ、替えのタイヤ、チューブ等を、旅に必要な道具一式を破格なお値段で譲ってもらいました!!…物の価値がわからなかった当初の私は、「もうちょっと安くできない?」と値下げ交渉をしました笑。ちなみに金額は200ドルでした。(笑)本当にアホです(笑)

譲ってもらった時より、はるかにパワーアップはしています。フェンダー(泥除け)、ハンドル、ヘッドパーツ、BB、キャリア、ホイール、クランク等を変えました。「やっぱり消耗品なので壊れます!」壊れたら、自分でなんとか修理を施して、無理ならその国で新しいパーツと交換といった具合に、なるようになります!

しかし!!フレームは変えていません!!ヒビすら入っていません!!まだまだ現役で活躍中です!!当時買ったのが、2017年10月。旅を終えたのが2020年。

さらに補足すると、この自転車を譲っていただいた方は、カナダを横断した方です。

そして私は、この自転車で3大陸を走りました!これは嘘ではありません!全く問題ないです!

アルミの耐久力凄いじゃん!!!!

アルミフレームの特徴は?

それは、クロモリよりも軽い!ってことです!

「軽い」ということは、単純に進むスピードが違うので、1日1日進む距離が違います。なのでより早く大陸横断、世界一周をすることができます。

しかし、どれぐらい荷物を乗せるかによって重量変わってしまいますけどね(笑)

次に、乗り心地に関しては正直、違いがわからない」です。

今、この記事を書いている時は、私は日本一周中です。その自転車は1号ではなく2号になります。材質はクロモリです。ただ、本当にクロモリ特有の「しなり」が生まれて疲れにくいか?って言われると…違いがわかりません!

カーニャ2号(クロモリ)

皆様が危惧している、壊れたらどーするの?ということに関しては払拭できたと思います!

だって壊れてないんだから!

たまたま運良く壊れなかっただけかもしれませんが、もし壊れたとしても変えればいいだけです!海外の方が融通ききますし、絶対どっかに合うパーツ、フレームは存在します!

だけどもクラック(ヒビ)した時、溶接は確かに難しいと思います。アルミの溶接自体できないことはないらしいですが、鉄とは違って難しく、扱ってる、修理してくれるところもなかなかないと思います。

じゃ〜クロモリがいいじゃん!と思うかもしれませんが、一度どっかの記事を見たのですが…アフリカを自転車で旅していた方がヒビが入り、溶接してもらったけど、「完全に修復できた」というわけではなかったために、乗り換えたというのを読んだ覚えはあります。それも日本に帰国してフレームを現地に持って帰ってきたとか…

ということは、「アルミでもクロモリでも壊れたら乗り換える必要あり。」であると言えます。

どのキャリアがいいの?

私がオススメするキャリアは2つ!

SURLY」、「IOZZER」です!

IOZZER
SURLY

SURLYに関しては結構知っている方はいるのではないかと思いますが、もう一方の「IOZZER(イオッサー)」に関しては日本で知っている人は私くらいじゃないですかね?笑。

それくらい日本では無名に等しいです。本社はアルゼンチンにあります!地球の裏から送ってもらうのは無理あると思いますし、Amazonでも販売されていません。けど、私はIOZZERのキャリアが大好きです!

手に入れることができない物を紹介してもしょうがないので、SURLYに焦点を当てて紹介します。

なぜSURLYのキャリアがいいのか?
  • 耐久性が凄い!
  • 最大積載量が凄い!

この2つがsurlyのキャリアをオススメするポイントになります!

耐久性が凄い!

1番の理由として私が取り付けて「壊れないので日本に帰国することができたから」です。

購入したのはアメリカのカリフォルニア州。キャリアがポッキリと折れてしまって買わざる負えなくて、致し方なく買いました!笑。だってお値段が高いんだもん!!笑

しかし、定員さんにオススメされて苦渋の選択で購入しましたが…本当に買って良かったです!!!

まずは「壊れない!壊れなかった!てか今も普通に使ってるし!」私は、普通の自転車旅人の方よりも荷物が多いです。荷物だけで50kg〜60kgはあります。道路は舗装された道路だけではなく未舗装の道路、悪路を走りますし段差や、転倒、体操の内村選手並みの大車輪をかました時もありました笑。それなのに壊れてないです!

たまに、ネジが折れてしまったり、ネジが折れて中に残ってしまうということもありますが、それも1回もありませんでした!ただ単純に純正品のネジがステンレス製で良いやつってことなんでしょうが(笑)

最大積載量が凄い!

ここでは、日本のメーカーで有名な日東さんを比較して伝えていきたいと思います。

SURLY「nice rack 」さんの最大積載量は36kgです!

日東「キャンピー」さんの最大積載量は16kgです!

公式で20kgの差が出ています!!これは衝撃ですよ!

ただ、日本のメーカーさんなので控えめに言ってる可能性は十分にありますし。それとは対照にアメリカのメーカーさんなので大袈裟に言ってる可能性も考えられます(笑)

だけども、私はこのSURLY「nice rack 」を使って3大陸を50kg〜60kg載せて、未舗装、悪路の道を走り抜けた経験があります!

後ろだけの積載重量で言えば30kg〜40kgだと思いますが、それでもほとんどの日を最大積載量をオーバーして走っていたのは事実です。

それでも壊れなかったというのは強み、ありがたみ以外の何者でもありません!!

どこのパーツにこだわった方がいいの?

  • BB
  • ホイール
  • ハンドル

この3つが主に私が思う、こだわった方が良いパーツになります。もちろん全部こだわるに越したことはないのですし、他にもこだわった方が良いパーツがあるのは確かですが、私の独断と偏見でこの3つに絞りましたので説明させて頂きます。

BB(ボトムブランケット)

BBとはボトムブランケットの略になります。ペダルの軸です。

BBとは自転車の心臓に値します。それだけ大事なパーツであります。

BBが壊れると漕ぐことができなくなりますし、BBにガタがでると他のパーツにもガタがき始めている、もしくは既にガタがある。というぐらい重要なパーツなのです。

BBに関しては良質な物を使われることをおすすめします!そして、そこまで高価な物ではなく、ある程度のグレードで1万円以下で買えるものもあるので、グレードアップをしましょう。

次にどんなBBが良いのかというお話なのですが、BBには3種類

  • スクエア
  • ホローテック
  • オクタリンク

があります。ただ、オクタリンクに関しては絶滅危惧種になってきているので、「スクエア」と「ホローテック」どちらが良いのかを説明させて頂きます。

スクエア

スクエアというBBは先端が四角くなっている物になります。

私はこちらを使用しています。

ホローテック

ホローテックとは…丸い感じのBBです(笑)

この形の違うBBがなにを意味するかと言いますと…

使用できるクランク、チェーンリングが変わってきます

こちらはホローテックに使うクランク、チェーンリング。

スクエアと違って、筒状の棒が出てます。これがBBを貫通して反対側のクランクと繋がります。

なにが言いたいかと言いますと…おそらくホローテックタイプのBB、クランク、チェーンリングは世界では手に入りにくいと思います!!

ヨーロッパや北米であれば問題ないのです。

しかし東南アジアにあると思いますか?

少なくても中南米で私は見ませんでした。

なので、スクエアタイプのBBを付けることをオススメします。

世界を旅する自転車旅人は、「変えが効く物」で旅しなければなりません!

前述の通り、BBはいい物(グレードが高い)を使用をオススメします。

その中で2つ選択肢が出てくると思います

「カートリッジ」「カップ&コーン」

この2つの違いはメンテナンスが要るかどうかです。

メンテナンスをしない方は迷わず、カートリッジBB。

メンテナンスが好きで自分で自転車をいじるのが好きな方はカップ&コーンがいいと思います!!

ホイール

旅をしている時は特に気にしなかったパーツなのですが、旅を終えた後になって大事だということに気がつきました。ホイールは…

  • リム
  • ハブ
  • スポーク

の3つから成り立っています。

そして、なぜホイールが大事だと思えた理由がスポーク修理の多さです。

世界を自転車で旅するということは、荷物の量がとんでもないです。そうすると自身の体重と荷物が自転車に乗ります…100kgくらいですか?それを全て支えてくれるのがホイールです。そしてその骨組みがスポークです。重量、年数、距離が多くなってくるにつれて金属疲労も発生してきますので、スポークが折れます。

旅していた時は、一度折れてから、ほぼ毎日スポークが折れていました…本当に心が折れます。

スポークが折れるというのは結構厄介です。替えが効くスポークが折れることは100歩譲ってもリムが曲がったら、替えを持ち歩いてるはずもないので正直、自転車屋さんがないと終わりです。なので、ホイールは良いものを使ってもいいと思います!

次にどんな物が良いのかを紹介させて頂きます。

リム

リムの強度が良いものは、「厚い、幅がある物が良いです

カーニャ1号ではリムは700×28のタイヤが適正のごく普通のリムを使っていました。しかし、ホイールは3回交換しました。後ろ×2、前×1です。1回目は「コテっん」と軽ーく転んだ…というより前輪が段差に少しはまった?という感じでしたが、ぐにゃぐにゃの変形しました。その後はバスで移動して前輪を作ってもらいました。2回目は飛行機移動して段ボールを開けたら後ろリムがニップルの受けが破壊されてました。3回目は大車輪をした時にハブが破損しました。

私の考えでは、ある程度太い(幅があるもの)ものの方が良いような気がします。

メリットデメリット
太いタイヤ走行の安定性
衝撃吸収能力が高い
地面との摩擦が生じるから走りが重い
細いタイヤ地面との摩擦が生じにくいから走りが軽い衝撃吸収能力が低い

もっといっぱいメリット、デメリットはあると思いますが今の段階で思いつくのはこんなものだと思います。

ハブ

ハブの良いものは、単純に「グレードが高い物」です。

ハブの安いもの、高いものの大きな違いは「シールドベアリング」であるかどうかです。シールドベアリングは簡単に言うと、「耐久性、耐水性が優れている」ということです。なので、ホイール、もしくはハブを買う時はシールドベアリングの物を買いましょう。

メンテナンスが好きでベアリングをよく洗って、グロスアップする方は気にしなくても良いかもしれませんが、そこまでガッツリメンテナンスをしない方は、シールドベアリングがおすすめです。

スポーク

スポークの良いものは、「鉄製のスポーク」です。

ステンレス製のスポークと、鉄製のスポークがあります。ステンレスは確かに強度が優れていますが、鉄と違い粘りがないので、ステンレスの方が折れやすいです。

なので鉄!そして「星スポーク」というメーカーさんがいいと思います!価格もリーズナブルで大手メーカーさんなので、大変安心感があります!

もっと強度が良い物が欲しいという方は、「DT Swiss のスポーク」が良いです!もちろん値段は張ります!けど星スポークよりも強度が良いらしいです!

ハンドル

続いてハンドルです。なぜハンドルがこだわりポイントなの?と思った方もいるかもしれません。けれど、確実にこだわった方がいいです!「疲れやすさが全然違います

  • フラットバー
  • ドロップハンドル
  • マルチハンドル

この3つが主に使われるハンドルだと思います。

私個人の経験からは「フラットバー」は使わないことをおすすめします。

ハンドルの決め手は、持ち手、ポジションの数が多いことです

肘を置く場所があるとさらに良いです!

私はマルチハンドルを使用しています。ドロップハンドルを使われる方は結構多いです!私はあんまり合わないのですが(笑)

次の画像を見て頂ければと思います。

赤○が握る場所

紫○が握る場所と肘を置く場所

フラットバー
ドロップハンドル
マルチハンドル

マルチハンドルの偉大さがわかって頂けたのではないでしょうか!!!?

持つ場所が沢山あれば、体制を変えながら走れます!

同じ体制で漕ぎ着けるのは大変なことです!背中や腰を痛めます。

自転車旅人は毎日乗ります!毎日漕ぎます!(人によるかな?w)

疲労を蓄積することなき旅を続けることが1番です!!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

少しは、自転車選びに関して、考えがまとまったのではないでしょうか?

  • フレームはアルミでもクロモリでもOK
  • キャリアが頑丈なSurly
  • 車輪に気を遣う

しかし、考えすぎるのはよくないことです!

思い立ったが吉日、すぐに行動に移して旅に出てしまいましょう!何とかなりますから!

あなたが、やってみたい!と思った感情、情熱が一番大事ですので、この記事を読み終わったらすぐに、自転車やパーツを集めに行きましょう!

そして、あなたと会える日を楽しみにしています!!

私は、あなたの挑戦を心の底から応援しています。

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