• Menu
  • Menu

自転車旅オーストラリア  64日目 ~緊急事態!川の真ん中で車が故障!~

カーニャ
貴洋

みなさんこんにちは。夢は自転車で世界一周、旅人のカーニャ、こと貴洋です。
今まで、北米、南米、ヨーロッパを自転車で走りました。
この記事は2、3分で読めます。
自転車でオーストラリアを旅した出来事を細かく綴っています

2023/2/20

今日から違う作業に入る。

昨日、ペイント作業は終わったので今度は、溝にゴムを流し込んで隙間を無くす作業。

ゴムとは言ったものの、なんか木工用ボンドみたい。

ガンみたいなので注入して行く。

作業してると、Ericが「アドベンチャーに行くぞ!」と言って、僕を外に連れ出す。

昨日みたいなことなのかと、ワクワク感に包まれる(笑) (こちらへ

車で川の方を見に行く事に。

どれだけ水量になったのかを見に行く。安全の為にとは言ってた。全部は聞き取れなかったけど…

これをビレッジの人たちとシェアするのかな〜?

水陸両用車両みたいに川を、かき分けて行く。なんか凄かったよ笑

写真撮ったり、動画撮ったりしてたら急にエンジンが止まった。

何事?どーしたの?

Ericが「Can’t!!! F**k

緊急事態発生!!!!

車から降りるぞ!!ドア開けたら水が入ってくるから窓から出ろ!!!

お、おっけ…

車の窓から、肩すら出したことない僕にとって、脱出というのは困難で、手間取ってしまう。

すると…

なにしてんだよ!早く降りろ!車を押すぞ!!早く後ろに回って押せ!じゃなきゃここで終わるぞ!!!早く!!!!!!!!

「わかった!!」

わかったとは言いつつ、映画さながらのシーンみたいで、アドレナリンが溢れ出す。この状況最高!!

めっちゃおもしろいじゃん!!!

とりあえず車を押す。

おもいっきり押す。力の限り押す

太腿まである水位の地点から、膝下まで押す事に成功。

映画ばりのスタンス、演技

映画さながらのシーンだよ笑

道にできた川によって、車が浸水してショートした。

一時は車の中にまで水が浸水し始めていたので、ドアを開けてしまったら、大量の水が入って来て、車を動かすことができないらしい。

安全地点までは確保できたので

エンジンをかけてみるも動かず。

おそらくボンネットの中が濡れてショートしてる?

家は、歩いて3分ほどの所なので車をひとまず、置いてタオルやスプレーオイルを持って来ようという事に。

犬のziggyが後ろにいるんだけど、普段なら簡単に降りるんだけど、水を気にしてジャンプしない…

Ericが「降りて!ジャンプ!!」

って言うんだけども…

「クゥンクゥン」

降りる気配なし…

「置いてこよう」

と笑

まぁすぐに戻ってくるしね。

てか、水嫌いじゃないらしいけど、どうしたziggy??

んで、ちょっと腹ごしらえをして、物を持って、出陣!!!

そしたら赤ちゃんカンガルーのdolfeeがついて来ちゃった。

Ericは笑ってた

安全の為に赤ちゃんカンガルーは車の中で待機。

んでボンネットを開けて、濡れてそうな箇所にオイルをかけて、どこがショートしたのかを探る。

車のボンネットをまぢまぢと見たことがないから全然わからん。

車の修理できたら良かったのになぁとか考え作業してたら、緊急事態発生!!

dolfee脱走。

2人して

…「えっ??」

Ericが追いかける。

目で追ってくれ!見失う前に!いいか!絶対に目を切らすなよ!!

わかってる!!!

僕は車で待機。

カンガルーって泳げんのかよ…

しかも、めちゃくちゃ早かったぞ?モーターでも付いてるんじゃないかと思ったよ…

あまりの泳ぐ速度に、それを捕らえる為にEricがどんどん小さくなって行く…すでに1キロくらい走ってんじゃないかという距離で、Ericが屈んで何かを抱えた??

目視してもわからないけど…

おおおお!!!!

見事dolfeeを捕まえて戻って来た!!

「良くやった!!」

「凄いよ!!」と言っても

Ericは笑顔の一つもなし笑

疲れ切ってる。

けど、そんな姿に感動してしまった…

dolfeeが、どれだけ彼に懐いているかも知ってるし、おそらく帰省本能もあるんじゃないかと思うけど、必死に自分の我が子を守る、そのEricの姿に感動してしまった。

美しい。本当に美しい。

車は結局動かず。

んで、おそらくEricが電話で助けを求めた人が来て、一旦dolfeeと一緒に家に帰り、替えのバッテリーを持って来た。

それを、交換してみても動かない…

何度もトライしたけども動かない…

おそらく、持って来たバッテリーの充電が無かった可能性があるとのことで、1日充電してみようとの作戦に変更。

なので、車を水位が足元くらいの所まで押して、置いて、帰る事に。

その間ずっと後ろにいたziggyを降りろと言っても降りないので、痺れを切らしたEricが、ziggyを抱えて、水がないコンクリートの所に優しく降ろしてあげる。

するとziggyは一目散に川に飛び込んで行った。

なんなんお前?笑

2人して呆れたよ笑

おもろ過ぎるでしょ?笑

時刻は13時。

ランチを食べた後で、自転車にバッテリーを乗せて戻って来る。

豚ちゃんが、ゴミ箱を思いっきり漁ってて笑った笑

あまりにも疲れて昼寝。

んでディナーを食べて今日はお終い。

今日はとんでもなく面白い1日だったよ!

0時には布団に入ったのだが、あまりの虫の多さに寝れない。

体を這いずり回ったり、顔面に落下して来たり。

堪えてみるも時間は2時。

…ベッドの上にテント張った。(笑)

これでぐっすり。

Leave a reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA